破産価格は、必要証拠金をすべて失ったことを示す価格レベルです。

 

強制決済時に、ポジションは破産価格で決済されます。これは、すべての必要証拠金を失ったことを意味します。 強制決済ポジションの最終強制決済価格が破産価格よりも有利だった場合、残余証拠金は保険基金に拠出されます。 逆に、強制決済されたポジションの最終強制決済価格が破産価格よりも不利であった場合、損失分は保険基金より補填されます。

 

破産価格

 

分離マージンモード

 

買い / ロングポジション の場合:

破産価格=参入価格×(1-必要証拠金率)

 

売り / ショート の場合:

破産価格=参入価格×(1 +必要証拠金率)

必要証拠金率(IMR)= 1 /レバレッジ

 

たとえば、1BTCロングポジションを保有、参入価格は10,000USDTで、レバレッジが50倍の場合;

破産価格= 10,000×(1-2%)= 9,800 USDT

 

クロスマージンモード

クロスマージンモードでは、UTAアカウント内の利用可能な証拠金がすべての未決済ポジション間で共有されます。つまり、アカウント残高全体が損失の補填や強制決済の回避に充てられる可能性があります。

個々のポジションに基づいて破産価格が算出される分離マージンモードとは異なり、クロスマージンモードでは、アカウント全体のリスクと維持証拠金率に基づいて強制決済のリスクが判断されます。

システムは、維持証拠金要件や全未決済ポジションの未実現損益など、複数の要素を評価します。これらの要素を用いて、概算利用可能証拠金の算出およびアカウント全体のリスク評価が行われます。

これらの要素は市場状況に応じて変動するため、アカウントのリスクもリアルタイムで継続的に再計算されます。その結果、クロスマージンモードにおける破産価格は変動するものであり、事前に正確に特定することはできません。

 

買い/ロングの場合:

破産価格 = (参入価格 x ポジションサイズ − 概算利用可能証拠金) ÷ [ポジションサイズ − (ポジションサイズ x テイカー手数料率)]

 

売り/ショートの場合:

破産価格 = (概算利用可能証拠金 + 参入価格 x ポジションサイズ) ÷ [ポジションサイズ + (ポジションサイズ x テイカー手数料率)]